僕はとある大学に通っているのですが、その大学には現役で入ったわけではなく一年間浪人をして入りました。現役の頃はろくに勉強せずに模試の偏差値で30台をとるほどでした。
そんな僕が偏差値を30程上げるくらい勉強したのですが、その時に現役時代の僕の勉強を妨げていたものがわかりました。
この記事は受験生だけでなく、資格やプログラミングなどの勉強をしている人のためにもなります。
勉強の妨げになるもの10選!
1. スマホ
最初は予想されていた方も多いかと思いますがスマートフォンです。
あなたは勉強中、机の上にスマートフォンを乗せていませんか?僕も作業中にスマホを目に見えるところに置くことがありますが、通知が来るたびに気になってしまいます。それにスマホを見ることで「あ、あのアニメ続きどうなるっけ?」とか、「あのゲームのイベントもう始まってんじゃん」などスマホに関係した、あと伸ばしに出来るようなことも思い出してしまいます。
スマホは絶対に目に見えるところにおいてはいけないです。もし仕事の関係で手元に置いておきたかったとしても、引き出しの中とか使おうとするのに一苦労かかるような場所に置いておくのもおすすめです。
おすすめなのはタイマー機能付きの依存症克服ボックスです。
タイマーをセットしてこの中にスマホを入れるだけで、その時間が経つまでスマホを触ることはできません。
2. ゲーム
ゲームは人によってはスマホ以上に勉強を妨げる道具です。
最近は全ての要素を遊び込むのに1000時間以上没頭できるゲームも珍しくありません。またオンラインゲームは1日に何時間もやれるほどの中毒性があります。
コストパフォーマンスで言えばゲーム以上の娯楽はないかもしれませんが、勉強をしたい場合こんなに邪魔になるものはありません。
お母さんみたいなことを言いますが、ゲームは1日1時間みたいに区切りをつけてやるべきです。
3. 漫画
漫画は一度読んでしまうと続きが気になって止めるタイミングがわからなくなります。この一冊読んだら勉強を始めようと決意してても、面白い漫画のすごいところは常に続きが気になるように工夫をしてきます。あとちょっと、あとちょっとと思っていても完結するまで読んでしまったことのある人も少なくないはずです。
漫画は勉強した後のご褒美として考えた方がいいかもしれませんね。
4. テレビ
今はテレビよりネットの時代だという人もいますが、それでもまだテレビを持っている人は多いでしょう。テレビはあなたが何もしなくても次々と新しい番組を流してきます。また、録画することができない人はテレビが決めた時間に見たい番組の視聴を強制されてしまいます。
テレビは電源ごと消すか、ハードディスクレコーダーや録画機能付きのテレビを購入して自分の都合のいいタイミングで見たい番組を見れるようにしましょう。
テレビのレコーダーとして人気なのはパナソニックの「DIGA(ディーガ)」で4Kであったり2番組同時の録画に対応しています。
5. 片付いていない部屋
あなたはいざ勉強しようとした時に、部屋の汚さが気になって掃除を始めてしまう経験はありますか。
この行動は、心理学ではセルフハンディキャッピングと呼ばれます。あえて自分にハンデを与えることで、もし結果が上手くいかなくなったとしても言い訳できるようにしたり、成功した時により自分をすごく見せることを潜在的に行なってしまっているのです。
これを防ぐためにも机の上や作業部屋には余計なものは置かないようにしましょう。そもそも勉強に関係ないものは集中力を乱してしまいます。
部屋にいらないものを置かないようにするためにロボット掃除機の導入をお勧めします。というのもロボット掃除機は床に障害物が多いほど上手く作動しなくなってしまうので、自然と整理整頓してしまうのです。
安いものでは1万円台から購入できて、あなたの掃除の時間を削減できます。その削った時間で2万円以上の価値を生み出せるはずです。それに、部屋がすっきりすればあなたの作業もスムーズに進むでしょう。
6. 満腹
食事の際、糖質を摂りすぎると血糖値が上昇し、眠気に襲われてしまいます。
もちろん食事を摂ることは気分転換にもなりますし、体力を回復させることができますが、だからと言って食べすぎると眠くなってしまいます。糖質を抑えたり、満腹にならない程度の腹八分目を意識しましょう。
7. 雑音
塾やカフェで勉強している人は、周りの人や環境が生み出す雑音が気になって勉強や作業に集中できなくなってしまうことがあります。また、勉強するときに音楽を聴いた方が集中できる人もいるかもしれません。
勉強中にはノイズキャンセル機能付きのヘッドホンやイヤホンがあるといいでしょう。僕はプログラミングの勉強をしているとき、音楽は流しませんがノイズキャンセル機能は使って余計な音に気をちらさないようにしています。
AnkerのSoundcore Life P3はノイズキャンセリング機能がついてるのにも関わらず、1万円もせずに購入できます。ノイキャンできるワイヤレスイヤホンとしては破格の値段です。
注意ですが、音楽を聴くときは歌詞のある音楽は避けましょう。自然に歌詞の方に集中してしまいます。クラシックやゲームBGMなどの歌詞がない音楽や、洋楽など歌詞の意味がわからないものがお勧めです。
8. 不規則な生活
勉強に集中できる環境を作るには規則正しい生活を作ることが第一です。勉強は精神面も大切ですが身体的にも健康にしなければ話にもなりません。睡眠時間がとれていなかったり、朝食を食べなかったり、全く運動をしなかったりすると体力がもたなかったり、精神的な不健康にも繋がります。勉強に直接関係ないところでも規則正しい習慣を作っていきましょう。
9. 過度な頑張り
新しいことを始めて最初の数日間、この期間に必要以上に頑張ってしまうと、挫折しやすくなってしまいます。今までやってこなかったことを急に1日数時間かけて行うのは大変なことで、さらにそれに見合った成果は得られません。やりがいが感じられないのです。それに、疲れが出て、モチベーションが下がって、最終的に「昨日あれだけ頑張ったんだから今日はサボっても大丈夫だ」と考えてしまいます。
最初の方は1日数十分くらいで良いのです。とにかく勉強を習慣化させることが大切なのです。1日の最低限の勉強量は決めて、日によってどれくらいの勉強をするのか変えていけばいいのです。
10. 曖昧な目標
目標が明確に決まってないと、勉強も上手くいきづらいです。受験勉強で言うと、志望校によって勉強する科目の種類も数も難易度も変わります。それに応じて、どれくらい勉強するべきかも変えなければいけません。もし最初に志望校を決めなかったら、どの教科を勉強するべきか、いつまでに基礎を終わらせなければいけないのか、最終的にどのレベルの問題を解けるようにするべきかもわかりません。そして何よりモチベーションが続きません。
たまに勉強を手段ではなく、目的として捉えている人がいます。受験勉強なら目的は勉強ができるようになることではなく、志望校に合格することです。プログラミング学習の目的はプログラミングができることでなく、プログラミングを活用して何か成し遂げることです。
大切なのは、ゴールから逆算してそれを実現するためには何が必要かを考えることです。ゴールが見えないまま進もうとしても道に迷って挫折しやすいです。モチベーションのためにも目標を明確にしましょう。
まとめ
勉強の効率を上げるためにモノを買うのはいいですが、ある程度必要ないモノは距離を置いたり、捨てたりすべきです。あなたの人生にとって本当に必要なモノは何なのか考えて、断捨離や整理整頓を行いましょう。
ここからは余談です。
僕が現役時代を振り返って一番勉強の邪魔になっていたのは自分自身でした。なんとかなるだろうと問題を後回しにして、スマホでゲームばかりして勉強はほとんどしてなかったです。都合の良いことに浪人時代にスマホが故障して1日に1時間しかバッテリーがもたない状態でした。そこから僕はスマホを触っていた時間を勉強に捧げることで、現役時代はどこの大学にも引っ掛からなかった僕が偏差値が65の大学に合格することができました。ダメダメだったときと人一倍努力して志望校に合格したときの両方の経験がある僕だからこそ、皆さんに勉強するのに役に立つ情報や夢や目標を持つ素晴らしさを伝えたいため、このブログを立ち上げました。まだまだ始めたばかりですが、皆さんの役に立つという今の夢を叶えるために勉強を続けていくつもりです。それではまた今後ともよろしくお願いします!