プログラミングって誰でもできるんじゃないの?
プログラミングは誰にでもお勧めできるものではありません。
よく怪しいスクールなどでは「誰でもできる!」とか言われているかもしれませんが、多くの人が何度も挫折しそうになる程大変なものです。
↓以下の記事ではプログラミングを挫折してしまう理由をまとめています。
誰にだって得意科目や苦手な科目があるように、プログラミングにも向き不向きはあります。
プログラミングにはある程度のスペックのパソコンが必要で、初期投資に10万円近くか、それ以上必要になってきます。始めてからプログラミングへの向き不向きを確かめるのは授業料が高すぎです。
もしこれからプログラミングを始めてみようと思っている人はこの記事を見て自分が向いているかどうか、考え直してみましょう。
また、プログラミングを始めてみたはいいものも、自分には合わないなぁと思っている人もいるでしょう。そのような人から見てもこのまま続けていくためには自分には何が必要か気づくきっかけになるかもしれません。
プログラミングに向いていない人の特徴
勉強をしたことがない
あなたはこれまでの人生で一生懸命になって勉強をしたことはありますか。
もしそれほど努力せずにしてきたのならば、あなたにはプログラミングには向いていないかもしれません。
高学歴じゃないとダメなの?
プログラミングには学歴はほとんど関係ありません。プログラミング中はカンニングし放題なので暗記は必要ではなく、記憶力が不安な方でもそれほど問題ないからです。
しかし、努力したことがあるという経験は大切です。
プログラミングを習得するには200時間以上の勉強が必要だと言われています。数字が大きくて実感できませんが、もし毎日1日3時間勉強しても、少なくとも2ヶ月間は軽く必要になってきます。それに加えて、実際に仕事をもらえるようになるレベルになるには詳細な勉強がもっと必要になります。また、その間の収益は見込めないです。
あなたは成果を実感できないまま勉強をし続ける必要があるかもしれません。
あなたはそれでも勉強を続けることができますか?
プログラミングには忍耐力が必要です。忍耐力がなかったり、勉強が苦手な人はプログラミングの習得が難しいと思います。
論理的思考力がない
論理的な思考ができる人とは、
- 物事を体系的に考えられる
- 問題に対する課題が見える
- イメージをそのまま表現できる etc.
みたいな人のことを言います。プログラミング学習が終わって、いざコーディングしてみようとしてみても、論理的思考力がない人は知識があるのにどのようにまとめたら良いのかわからない、という事態が起こり得ます。
また、プログラミングをしていると必ずと言って良いほどエラーに遭遇します。そのエラーに遭遇するごとに問題を自分で見つけなければいけません。そこにも論理的思考力が必要になってきます。
論理的思考力なんてどうやってわかるの?
論理的思考力がある人は説明が上手です。もしあなたがイチから人に説明する時に、うまく伝えることができない場合、論理的思考力がないかもしれません。逆に言えば論理的思考力を伸ばしたい場合はうまく人に説明できるようにする、そのために頭がいいと言われる人はどのように人に説明するか分析すると良いでしょう。
コミュニケーション能力が低い
上の項目でも話しましたがうまく人に伝えられない人はプログラミングには向いていません。頭の中を整理できていないからです。人間に理解させられない人が一文字のミスも許さないコンピューターにうまく伝えられるでしょうか?
また、プログラミングをしていると人に質問をしたくなることがあります。その時に何を質問したいのかよくわからない回答者泣かせの質問をする人がいます。質問するときはちゃんと要点をまとめつつ、詳しい状況を説明することは最低限意識してください。
英語が苦手
大抵のプログラミング言語には英単語が必要とされますが、これを覚えることには英語力は必要ありません。
しかし、専門的なプログラミング技術を獲得しようとしたら英語で書かれている教材にも目を向けなければいけません。英語で書かれている方がそもそもの母数が多く、日本語のものはなくても英語なら存在する専門的な分野の教材が多いからです。
英語で書かれているだけでやる気がなくなる気持ちはわかります。それでもとにかく英語の教材に向かい合うことが大事です。できれば英語ができる方が良いですが、最悪、コーディングなどを真似するだけでも良いでしょう。
翻訳サイトとか使ったら?
正直プログラミングの場合、Google翻訳などは使いづらいです。それこそコードの中に英語が入っていたり、専門的な用語などそれらを翻訳してしまい、グチャグチャになってしまうからです。とは言っても、僕もわからないところは翻訳サイトを使います。
具体的な目標がない
そもそも何のためにプログラミングをやるのかはっきりしない人は、プログラミングをやってはいけないです。もちろん、お金を稼ぎたいからとかでもアウトです。
ゲームを作りたい、アプリを作りたい、作業を効率化したい、人工知能を作りたいなどプログラミングでできることはたくさんあります。やりたいことが違うと効率的なプログラミング学習の手順も変わってきます。
何となくでプログラミングを始めても、ゴールがはっきりしなければ、どうやって勉強したらいいのか分からなくなってしまいます。
プログラミング学習を始めたいなら、まず最初にゴールを作ることが大切です。
プログラミングに向いていないと感じたら
別の道へ進む
もしあなたがエンジニアとして就職しているのなら、転職を考えてもいいかもしれません。
たとえプログラミングとは違う道へ進んでも、積み上げた成果には無駄にはならないです。その経験を活かしてプログラミングを書かないITの仕事についたりできます。
それでも継続する
こんな記事を書いたのですが、どうしてもプログラミングを続けたい人には、そのまま継続してほしいです。なぜなら僕自身もプログラミングには向いていないと感じているからです。それでも続けているのは、今後の努力次第でなんとかなるからです。
勉強をしたことがないならこれからその習慣をつけていけばいいし、論理的思考力が足りないなら鍛えていけばいいのです。言ってしまえばプログラミングの正攻法は努力のみです。向いてあろうがなかろうが努力すれば必ずプログラミングはできるようになります。
まとめ
プログラミングは向き不向きありますが、向いていないからといって絶対にできないものでもないし、諦めなければ向いていないと思ったものが、いつしか得意になるかもしれません。
ただそのためには自分には何が足りないのか分かってなければならないのでこの記事を通して見直していただければと、思っています。