プログラマー志望の僕がipadを購入した理由

僕はこの度、2020年モデル(型落ち)のiPad Pro 12.9インチ(128GB/Wi-Fiモデル)を購入しました。

正直、プログラマーにとってiPadは必要なものではありません(そもそも、iPadのようなタブレットが絶対必要な人の方が少ないですが)。

しかし、これのおかげで僕のモチベーションが大きく向上しました。

購入して家に届いてから1週間経ってしばらく触ってみた感想を話します。

目次

iPadでプログラミングは可能か

プログラミングは可能ではあるが…

一応簡単なプログラミングなら、iPadでもできます。

しかし、もちろんパソコンと比べるとできることは限られています。

iPadはMacと違ってXcodeが使えなく、iPhoneのアプリが使えないなど、本格的にプログラミングを始めるなら不便な点が多いです。

優先すべきはパソコン

僕はMacBook Air(M1, 2020)を持っています。

正直、パソコンを持っていない人は先にそちらを検討するべきです。

パソコンの方が機能性が優れており、画面が大きかったりするので長時間の作業でもストレスを感じにくいです。

プログラミングやブログのような長時間の作業のためには、パソコンはなくてはならない一つの道具です。

あくまで学習のツール

iPadがMacに優っているのは手軽さです。

MacBook Airは約1.3kgと持ち運ぶには少し重いです。

それに比べてiPadは、機種にもよりますが、約300〜700gほどの重さで済みます。

また、iPadでも専用のアプリや学習教材としてのサイトなどを使えば、それほど環境構築を行わなくても勉強できます。

このようにiPadは本格的な作業には向いていませんが、学習用のツールとしては気軽に勉強できる優秀なものです

ぼくが購入した理由

先に述べた通り、iPadは気軽に勉強できるデバイスです。

しかし、iPadは安い買い物ではありません。

僕はAppleの認定整備済製品というApple公式の中古品のようなもの(状態は新品)を購入しましたが、それでも10万円以上払いました。

大学生の僕にとって、何ヶ月も貯金してやっと買えるようなものです。

それなのになぜiPadを購入したのか説明します。

快適な動画勉強

僕はプログラミング学習を行うとき、主に動画教材を使って勉強しています。

僕が悩んでいたのは、スマホで再生すると画面が小さく、パソコンで再生すると貴重なスペースをそこにとられる点です。

画面が小さいとコードが見えないのである程度の大きさで画面を見られるようにしたいと考えていました。

そこで目に入ったのがiPadです。

iPadなら広いディスプレイで快適に勉強できます

広がる読書の時間

プログラミングや学校、ブログの勉強に、ときには本を使って勉強しています。

そのときiPadは本領を発揮します。

電気書籍を読むなら、iPadは電気書籍リーダーにも劣らないほどです。

何より、アプリを使って書き込んだり、大事な部分をまとめたりするのが簡単にできるのが魅力的な点です。

手書きメモ

iPhoneやMacでは難しいですが、iPadでは手書きのメモが簡単に残せます。

僕は1日のタスクをiPadのアプリで手書きメモを残して外にいても見れるようにしています。

これで1日の勉強が効率的に行えます。

デザインの勉強

僕はゲーム開発とブログのためにイラストの勉強を始めようと思っています。

僕は学生時代から美術のセンスがないのですが、そんな僕でもみんなに覚えてもらえるようなキャラクターやロゴなどを作れるようになりたいと思ったので、今回iPadを使って勉強を始めていこうと思います。

Mac・iPhoneとの連携

MacやiPad、iPhoneはそれぞれiCloudを通じて非常に高い連携力を見せてくれます。

簡単に写真を送ったり、デバイス間でコピペしたり、設定を共有したりできます。

この3つを一度揃えてしまうと、どれも手放したくなくなってしまうほど高いチームワークを見せてくれます。

なぜこのスペックにしたか

この記事を書いている2022年10月現在、非常に高性能なM1チップを採用したiPad Pro(Air)が発売されています。

しかし、僕が購入したのは1世代前の2020年モデルのiPad Pro 12.9インチ(128GB/Wi-Fiモデル)を購入しました。

もちろん性能で言えば最新モデルの方がいいです。

M1チップは現在のMacBookなどにも搭載されており、タブレットとして最高級のパフォーマンスを見せてくれます。

僕が購入したiPad Proに搭載されているのはA12Z Bionicチップであり、もちろん性能は良いですがM1チップの方が処理速度や消費電力の点から見ても効率性に優れています。

それでも僕が購入したのは1世代ものです。

その理由を説明します。

アップルの新商品は高すぎる

現在、円安の影響でAppleの商品も値上がりしてしまいました。

もしこんか僕が購入したのと同じスペックで最新のものを購入すると159,800円(2022年10月現在)します。

しかし、Appleの認定整備済製品で購入して1世代前で5万円以上金額を抑えて購入できました。

考えてみると、僕には最新のiPad Proはオーバースペックだと思います。

1世代前のものであっても、当時の人からすると最先端のものであり、そもそも性能的には問題ありません。

僕は最新のモデルに上げるのに5万円の価値があるとは考えられなかったので型落ちのモデルを購入しました。

ストレージ不足は防げる

なるべく値段を抑えたかったため、ストレージが一番小さい128GBのものを購入しました。

もちろんストレージは多いに越したことはないですが、128GBでも十分に作業できます。

僕はiPad Proを家で使うことを想定しているのでストレージを大きくするなら、外部でストレージを購入したり、iCloud DriveやGoogle Oneのようなクラウドストレージを購入する方が値段を抑えられるのではないかと思い、一番少なくて安いものを購入しました。

ワイヤレス充電対応のスタイラスペンが使える

僕はKINGONEから4000円弱で発売されているワイヤレス充電のスタイラスペンを購入しました。(純正だと2万円くらいするので)

無印iPad以外のiPadではiPadの側面にペンシルをくっつけるだっけでペンの充電ができます。

いざという時に充電が足りないということが起こりにくいので、ペンシルを使った作業を想定している人はワイヤレス充電対応のペンシルが使えるiPadがおすすめです。

120Hzの高リフレッシュレート

iPad Proにしかない機能、そのひとつが1秒間に120枚の画像を描写できる120HzリフレッシュレートのProMotionディスプレイです。

これのおかげで文字やイラストをかくときに線の動きが滑らかになります。

リフレッシュレートが低くなってしまうと、紙に書いた時とは違って、線が描写されるのにカクカクと感じてしまいます。

僕はiPadにどんどん書き込みを行いたいのでこの機能は必須でした。

12.9インチの広いディスプレイ

iPadには画面を分割して複数のアプリが使えるSplit Viewという機能があります。

この機能で左側に電子辞書、右側にノートアプリを表示してメモをとりながら読書することができます。

11インチやそれより小さいiPadではこの機能を使ってしまうと、それぞれの画面が見にくくなってしまいます。

それに僕はよくパソコンと繋いでいる27インチのモニターと一緒にiPadを使うのですが、iPadの画面が小さすぎるとストレスを感じるだろうと思い12.9インチのiPad Proにしました。

使ってみた感想

最高のモチベーション道具

iPad、一言に言うと最高です。

iPadの一番良いと感じるところは何よりその気軽さです。

パソコンを動かすには、椅子に座って、モニターを起動して、外付けのキーボードとマウスを起動してパスワード打ち込むか、MacBook本体にあるTouch IDに触ってからでないと何もできません。

しかし、iPadは電源ボタンを押してFace IDに対応させるだけですぐに作業を始めることができるので気軽に作業を始められます。

それに手書きで記入できるのが思ったことをすぐ言語化できる気分でとても心地いいです。

プログラマーのiPadは必要か

結論から言うとiPadは必要ではありません。

しかし、プログラミングの勉強は正直気分が乗らないことも多いです。

それだったのにiPadが届いてから勉強するのがとても楽しくなっています。

iPadはインプットの道具として最も使いやすいです

画面の見やすさは一切ストレスを感じさせません。

元々、僕はタブレット不要派だったのが、今ではなくてはならなくなっています。

気になる点

持ち運びが難しい

僕が購入したiPad Proは641gもあります。

パソコンと一緒に持ち運ぶには少し重たくなってしまいます。

それに、iPad mini以外のiPadは小さなカバンには入らないので、iPadを持ち運ぶにはカバンを選んでしまいます。

ちなみに今回僕がセルラーモデルを購入しなかったのは、外で使うのが難しく、結局Wi-Fiしか使わないだろうなと思ったからです。

でも、逆にいうと気になるのはこの点と値段の高さくらいであり、重さが気になる人は軽めのiPadを購入したり、僕みたいにAppleの認定整備済製品や中古品を購入したりして価格を抑えたりすることでこれらの問題は解決できます。

おすすめのアプリ

最後に僕が現段階でよく使っているアプリを紹介します。

GoodNotes
出典元:App Store

これは手書きで記入できるノートアプリです。

画像を挿入したり、PDFを読み取ったり様々なことができます。

一応、無料でも使えますがノートが3つまでしか作れないので僕は有料版を使っています。

kindle
出典元:App Store

僕はKindle Unlimitedに加入しています。

これのおかげで本を持たずともiPadやスマホを持っていればどこでも読むことができます。

本を読むにはその度にお金を払ったり、持ち運んだり、障壁があるかもしれませんが、これのおかげで読書の習慣がなかった僕でも毎日少しは読書する時間を作るようになりました。

まとめ

この度iPad Proを購入しましたが本当にいい買い物でした。

ただ、注意しておきたいのがiPadは使い方次第ではエンタメを消費するだけのデバイスになってしまいます、

せっかく勉強に使いやすいツールなのでiPadを持て余してしまっている人には何か学習のために使ってほしいものです。

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